姫密桜
家の近くに差し掛かった
槇と母。

そんな二人に近づく男性
が一人・・・

立ち止まる母、千草。

「チグサ・・・」

「どうして?」

「君に話したい事がある」

その時、家の門が開き
様子を伺う為に出て来た
桜は、槇の姿を見つける。

「母さん、この人は?」

その時、三人の元に駆けて
来る足音。

叫ぶ声・・・

「マキ

 マキ・・・」

槇は、両腕を広げ
その腕に桜を抱きしめる。

「マキ、ごめんね」
< 464 / 675 >

この作品をシェア

pagetop