姫密桜
「ワカ、ナチ、おはよう」

「サクラ、おはよう
 
 マキさん
 おはようございます」

「おはよう」

「サクラ、ナチ君も私も
 心配したんだよ」

「ごめん・・・」

和歌子の手が、私の手に
触れる。

槇に、軽く会釈をした那智は
私を見つめて、にっこりと
優しい微笑みをくれた。

その手の温もりに、微笑に
私は、ほっとする。

「マキ」

槇の名前を呼ぶのは西さん

「サクラ、じゃあな」

マキが行っちゃう・・・
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