姫密桜
貴女は今、何を思ってる?

折口さんと会ってちゃんと
話をしなくちゃいけない。

貴女と話したいよ。

そんな風に思える日が
訪れるなんて、変だよね。

最近まで、貴女の事が
大嫌いだったのに。

どうしても、貴女に
話したいことがあるの。

それなのに、彼女は
私の前に現れてはくれない。

日々だけが過ぎて行く。

折口さんと何も話せないまま
槇とのデートの日が訪れる。

私は、鏡の前

16歳の今、この時の
自分自身の姿を見つめる。
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