俺様な彼氏
〜Side 亜鶴〜
夏休み明けて学校に行ってみると教室で魅夜と雪斗が抱き合っていた。
いや、訂正します。
雪斗が魅夜を抱きしめていた。
もちろん、魅夜Loveのあたしに怒りが湧かないワケがない。
雪斗からはがして今度はあたしが強く抱きしめる。
消毒よ、消毒。
可愛い顔してるけどあーゆう雪斗みたいなヤツは裏がありそうだから彼氏としてはオススメできないんだよね。
しかもあたしの大事な大事な魅夜を無断で抱きしめてるんだから!!
相手が誰だろうがあたし、容赦なく潰すよ?
なんて黒いことを思いながら魅夜を抱きしめていた。
でもね、おかしいんだ。
いつもならウザいぐらいベタベタと魅夜にくっついているハズの稜がいない。
遠くからこちらを見ているだけ。
もしかしなくても…あの日のことがまだ解決してないとか?
有り得る…。
どっちも素直じゃないし。
魅夜を幸せにできるのはただ一人、稜だけなんだからしっかりしなさいよね…。
結局、親友っていっても限界がある。
だから支えが必要。
あんた以外にできないんだよ…。
夏休み明けて学校に行ってみると教室で魅夜と雪斗が抱き合っていた。
いや、訂正します。
雪斗が魅夜を抱きしめていた。
もちろん、魅夜Loveのあたしに怒りが湧かないワケがない。
雪斗からはがして今度はあたしが強く抱きしめる。
消毒よ、消毒。
可愛い顔してるけどあーゆう雪斗みたいなヤツは裏がありそうだから彼氏としてはオススメできないんだよね。
しかもあたしの大事な大事な魅夜を無断で抱きしめてるんだから!!
相手が誰だろうがあたし、容赦なく潰すよ?
なんて黒いことを思いながら魅夜を抱きしめていた。
でもね、おかしいんだ。
いつもならウザいぐらいベタベタと魅夜にくっついているハズの稜がいない。
遠くからこちらを見ているだけ。
もしかしなくても…あの日のことがまだ解決してないとか?
有り得る…。
どっちも素直じゃないし。
魅夜を幸せにできるのはただ一人、稜だけなんだからしっかりしなさいよね…。
結局、親友っていっても限界がある。
だから支えが必要。
あんた以外にできないんだよ…。