秘密
白夜君が、缶ジュースを持ちながら
病院の入り口近くのベンチで、座って待っていてくれた。
私は、白夜君の座っている隣に座った。
「白夜君…りゅうね…自殺未遂だったんだって…でも、理由はわからないの」
「…」
「龍ね…目開けてから一回も声出してないんだ…障害があるって言われた。でも、海外で手術したら治るんだって…」
「…そっか」
私は、うんっと言って笑った…
でも、本当は自分が自分じゃなくなるくらい不安なんだよ…
でも、白夜君には心配かけたくない。
その時、白夜君の腕が腰に回ってきて
強く抱きしめられた
「びゃ…白夜君?」
「結衣…無理せんでええよ」
「なに言ってんの?白夜君無理なんてしてないよ」
「嘘つくなや、泣いてるくせに」
えっ…私泣いてるの…?
「全部、言ってええで・・・今結衣が辛いこと全部。」
「…本当はね…すごく不安なの」
「うん」
「白夜君…苦しいよっ…」
「うん」
白夜君は私の涙が止まるまでまっててくれた。
病院の入り口近くのベンチで、座って待っていてくれた。
私は、白夜君の座っている隣に座った。
「白夜君…りゅうね…自殺未遂だったんだって…でも、理由はわからないの」
「…」
「龍ね…目開けてから一回も声出してないんだ…障害があるって言われた。でも、海外で手術したら治るんだって…」
「…そっか」
私は、うんっと言って笑った…
でも、本当は自分が自分じゃなくなるくらい不安なんだよ…
でも、白夜君には心配かけたくない。
その時、白夜君の腕が腰に回ってきて
強く抱きしめられた
「びゃ…白夜君?」
「結衣…無理せんでええよ」
「なに言ってんの?白夜君無理なんてしてないよ」
「嘘つくなや、泣いてるくせに」
えっ…私泣いてるの…?
「全部、言ってええで・・・今結衣が辛いこと全部。」
「…本当はね…すごく不安なの」
「うん」
「白夜君…苦しいよっ…」
「うん」
白夜君は私の涙が止まるまでまっててくれた。