永愛
『し、仕事しなきゃ!!』

焦って口ごもってしまう


夜美君とキスしちゃった


この気持ちはなに??


心臓が痛いよ。


この空間から逃げたい。



『仕事??』


なんで夜美君は普通に


話せるの………??


夜美君にとってキスは


当たり前の事だから??


『そう脅かすの』



うちはただ
平然をよそおった。



そのままうちは立った。



『ちょっと』


そう言ってうちの手を


夜美君が引っ張って…



さっきと同じように座らせた。



『どうしたの??』


『その服なに??』


『えー??お化け役だから着ているの、やっぱ変かな??』


うちは照れながら言った



『エロいなぁ』


そう言ってきた。


『もう夜美君の馬鹿』


そう言って頭を叩いた。


『夜空その格好でいたらいつか襲われるよ??』



『それはないでしょ』



私はまたその場に立った
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