永愛
『ほら』


スカート??


白いスカートをくれた。



『どうしたのこれ??』


なんでスカートなんか


持ってるんだろう…??


『まぁいいから履け』



『じゃああっち向いてて』



スカートを履いた。



『夜美君
こっち向いていいよってずーと見てたの??』


うちの方をずーと見ていた。


『可愛いな』


『本当??ありがとう』


私はスカートを


ヒラヒラさせて喜んだ。



『じゃあ俺はそろそろ行くな』



そう言ってカーテンを開けようとした。



さっきまでは怖かった


ここも…



今は夜美君がいるから



いなくなるって考えたら


怖さが増してきた。


『…ここにいて』


そう言ってみた。



『じゃあ
桃李って呼んでな??』


桃李??


何度でも言うよ…


貴方がいてくれるなら


このドキドキが


止まらないのなら…



『呼ぶよ』



『わかったよ』



『ありがと!!』



『ほら客きたぞ
早く仕事しろよ??』



『わぁーーー!!』


言われた通りした。




『『『きゃー』』』



3人の女のコは



出口に向かって行った。
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