~ 桜 星 ~

母に今日の出来事を話すと
珍しく
うれしそうに話を聞いてくれた。

話をしている時
いつの間にか後ろに立っていた
おばさんが

「ごちそう様。おいしかった~。
私たちそろそろ帰るね」

と言って帰る準備を始めた。

母も私もビックリした。

今日も泊まるだろうと考えていたからだ。

確かに

「帰ってほしい」

と思った。

私も疲れているのがあるけど
母も日曜日でしか
ゆっくり休めないから
それを知っているから
出来れば帰ってほしいと思ったが

時刻は午後8時近い・・・。

だから

泊まるだろうと思っていたので
ビックリした。

< 158 / 216 >

この作品をシェア

pagetop