僕らの宇宙戦艦奮闘記


「もう、ギリギリまで落としてるよん。いつでもOKやで。」


『美並のバカぁ~!』


「え?・・・祐太にバカ呼ばれた・・・」


「気にするな。美並。祐太、速度上げても、射出はするからな。高速射出は危険だぞ。」


 といっても、去年までのシュミレーション授業の結果を見る限り、コイツなら平気でやってのけそうだけどな・・・。


 何で、本番になった途端ここまでもろくなるんだろ?


 もしかして、顔もソックリ、同性同名の別人とか、そういうオチじゃないだろうな?


『雄二の鬼~!』


 コイツ、涙流してるぞ。本気か?


「雅射出カウントダウン開始しますわ。」


「なんで!?」


 さすがに、つっこんだ。


 これは、知識あるものなら、当然のことだろう。


 射出カウントダウンは、本来オペレーターではなく、ICI室の長官…この場合はカルラが艦橋にいるため、副司令の佐々木君の役目なのだ。

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