僕らの宇宙戦艦奮闘記


「もっとも、本物の軍艦だったら、裁判物だな。」


「どっちでもええんやないの?それに、こういうセリフは、女の子の方が締まるやろ?」


 それは、アニメの見すぎだ美並


『えぇ~マジで?今日はやめようよ。』


 これは、祐太からの直接通信。


 もう、画面から見える顔は顔面蒼白で、誰が見ても恐怖におびえていることが分かる。


「今日やらなくちゃいつやるんだよ!いいから、配置につけ!」


『えぇ~』


 あぁ、頭痛い。


 艦長ってホント頭痛い。


 てか、今さらだけど・・・・。


 なんで、このメンバーでSクラスを組もうと思ったんだよ!!!


「雅カタパルト固定。いつでも射出できますわ。」


「だから、それも…」


「うるさい!宇治原!」


「…僕の役目なのに…」


 だから、どっちでもいいんだよ!!


「はぁ、ホムラ速度落とせ。」


 艦長って一見するとただ座っているだけに見えるけど、あそこほど大変なポジションはないんだぞ…というのは、去年までホムラを動かしていた先輩の言葉。


 はい、よ~く分かります。


 分かりたくないぐらいに、よく分かります。


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