最愛な君へ捧げる愛の詩
「じゃあデートしませんか?直紀さん家は大きいテレビがあるって聞いたんで、映画とかみませんか?一緒に選んだりしたいなぁ」

「デートいいねぇ。確かに大きいテレビあるから、見に来てくれてもいいよ。。
レンタルビデオを借りて、一緒に見ようか。是非、遊びにおいでよ。土日は休みだから、今週の土曜日はどう?」


「土曜日ですか?じゃあ伺いますね。すごい楽しみです。」

久々のデートかぁと顔が綻ぶ。僕は何度も何度も琴佳からのメールを読み返す。来週が楽しみだ。

やったぁ〜
メールをもう一度みて
直紀は
心の中でガッツポーズをして飛び上がった。

久しくデートなんてしてなかったから来週が楽しみだ。

楽しいときはあっというまに時間が過ぎる。
もう、琴佳と会う日まで一日だ。明日は、琴佳に会える。天気予報では快晴らしい。明日着ていく服を選びながら、明日を待つ。
着ていく服も決まった頃は日付を越えていた。
もう寝ないと意識するが、寝れない。心が浮かれている。
過去の恋愛経験から、人を好きになることから逃げていた。
もう5年も恋愛はしてない。

だから…
神様
琴佳と僕を
引き合わせて下さい。

そんなことを思いながら
いつの間にか
僕は、眠りについていた。
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