ヴァンパイアヒューマン−流星−


『やっぱり、ここにいたんだ。リオンってここ好きだよね?』


ベルはそう話しながら古井戸に登り、リオンと同じように古井戸に腰掛けた。


『好きさ。この場所で夜空を見上げているのが…俺には1番落ち着くから』


リオンはそう言って、夜空をまた見上げた。


『ふーん、そうなんだ』


ベルはそう言って、リオンと同じように夜空を見上げた。


『つか…何だよ?何か俺に用があったんじゃないのか?』


リオンは、夜空を見上げるベルに尋ねた。


『あっ、そうだったんだ。おじさんとおばさんが捜してたよ』


ベルはリオンに用件を伝えた。


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