ヴァンパイアヒューマン−流星−
そのリオンの言葉に、一瞬白髪の女性は目を背けた。
『母さん?』
リオンは目を背けた白髪の女性を気にかけた。
『リオン、今日はお前の誕生日だ。10歳のお前の誕生日だ』
白髪の男性はリオンに話しかけた。
『うん、そうだけど…確かに10歳の誕生日だけど…それが?』
リオンは少し戸惑いを浮かべていた。
『ずっとリオンに話さなきゃならないことがあって…この10歳を期に話そうと夫婦二人で決めてた事があるんだ』
白髪の男性がそう言うと、白髪の女性は少し寂しそうな表情を見せた。
『だから一体、話しって何なんだよ?』
リオンは白髪の女性を気にしながらも尋ねた。
『実はな、リオン。実は…』
白髪の男性はリオンに話しを始めた。