姫サロンへようこそ
「自毛?」
「ああっ!
うん、あっ、はいそうです」
ひたすらびっくりしているなぁ〜。
それにしても……
「綺麗な髪だね
ハーフ?」
「あっ!
3/4は外人の血ですけど……」
後ろの陽太郎がぽつりとつぶやいた。
「坂本………姫…?」
首を振る彼女。
「間柄は娘に当たります」
娘?
でも坂本姫は結婚すらしていないはずじゃ…。
次に口を開いた彼女は衝撃的なことを口にした。
「私は、………………
隠し子なんです………」