Spirit of Dragon~断罪の炎編~
次に目指したのはスラムではなく、街のとあるマジックアイテム屋。
「これと……これ……それから、これだ。金はいいから、とっときな」
なかなかしぶめの顔をした白髪混じりの黒髪をした顔馴染みのオッサンがアイテムを机の上にほいほい置いていく。
「おぃ~っす。助かるわ」
「どうしてお金を払わなくていいの?」
ニイナが首をかしげて尋ねた。
それにオッサンが口元を少し緩めて答える。
「黒髪の小僧にゃあ世話んなってるからな」
「ふ~ん」
わかったのかわかってないのか、ニイナはそれ以上突っ込んだ質問はしてこなかった。
店の中ではおとなしい彼女だが、店を出れば質問の雨あられ。
「どうしてスラムの人と仲がいいの?」
「顔が広いんだよ、俺」
「この国だけ?」
「そだよ」
「その小さい袋は何?」
「すごい武器だよ」
「腰のは普通のナイフ?」
「ちょっと違うんだよ」
「さっきのおじさんはあなたにお世話になったの?」
「昔お世話したのよ」
…………え。
何この娘!?何なの!?すっごい質問してくるよ!?全部疑問系で返ってくるよ!?
事細かに説明するのがだるく、あいまいな返事しかしない俺にむかってニイナは口を尖らせぷぅっと頬をふくらました。……すねちゃったよ。
でも、ま。数時間前よりかはいい顔するようになったかな。
「これと……これ……それから、これだ。金はいいから、とっときな」
なかなかしぶめの顔をした白髪混じりの黒髪をした顔馴染みのオッサンがアイテムを机の上にほいほい置いていく。
「おぃ~っす。助かるわ」
「どうしてお金を払わなくていいの?」
ニイナが首をかしげて尋ねた。
それにオッサンが口元を少し緩めて答える。
「黒髪の小僧にゃあ世話んなってるからな」
「ふ~ん」
わかったのかわかってないのか、ニイナはそれ以上突っ込んだ質問はしてこなかった。
店の中ではおとなしい彼女だが、店を出れば質問の雨あられ。
「どうしてスラムの人と仲がいいの?」
「顔が広いんだよ、俺」
「この国だけ?」
「そだよ」
「その小さい袋は何?」
「すごい武器だよ」
「腰のは普通のナイフ?」
「ちょっと違うんだよ」
「さっきのおじさんはあなたにお世話になったの?」
「昔お世話したのよ」
…………え。
何この娘!?何なの!?すっごい質問してくるよ!?全部疑問系で返ってくるよ!?
事細かに説明するのがだるく、あいまいな返事しかしない俺にむかってニイナは口を尖らせぷぅっと頬をふくらました。……すねちゃったよ。
でも、ま。数時間前よりかはいい顔するようになったかな。