Spirit of Dragon~断罪の炎編~
「なッ!?何、今の声」
「モンスターの鳴き声だねぇ」
「なんでそんな落ち着いてんのよ!!」
いや、目の前に見えてますから……と言おうとしたが、目の前では現れたモンスターが咆哮しながらこちらに向かって来ていたので喉元まで出かけたのを止めた。
コボルトが七体にスキュラが二体、デノホーンが二体か……。雑魚。
「まさか、スキュラ!?」
ニイナがあせった口調で言う。
「戦った事ねぇのか?」
「あるわけないでしょ。伝説上のモンスターじゃない」
はは~、そうだったそうだった!たしかに、コボルトやデノホーンならともかくスキュラは神話上の敵だわ。
コボルトとは亜人種である。見た目が醜悪な背の低い人間と思ってもらえばいい。
人ほど器用な知恵は働かないが、知性がないわけではなく、武器を使ったり仲間との連携があったりとなかなか厄介なモンスター。
デノホーンは一角獣の一つで、人の倍はある体に象のような角質化した灰の皮膚で覆われている。
まあ犀と言えば犀なのだが、人――つまり俺達に向けられている眼差しには殺意がこもっていたりする。
残りのスキュラ。スキュラは太古の昔から存在しているモンスターだ。数は少ないし、こーゆー人の踏み入れない瘴氣に満ちた場所にたまにいる。
スキュラの容姿は上半身は人間を模していて、下半身はぶくぶくに膨れあがった赤い肉塊である。
大きさは人間より少し高いくらい。肉塊からは木の根に似た肉の足がタコのように生えている。
上半身の人間は人を襲って皮を剥ぎ、それを被っているなんとも悪趣味なモンスター。
そう、とても気色が悪いということだ。
「初めて見た……」
誰ともなくニイナが小さくつぶやいた。
「人畜無害ってわけじゃねぇけど、こーゆー気味悪いとこにしか生息してないしな。見た事あるやつは少ないんじゃないかな?ちなみにスキュラの強さは中の下だから」
「モンスターの鳴き声だねぇ」
「なんでそんな落ち着いてんのよ!!」
いや、目の前に見えてますから……と言おうとしたが、目の前では現れたモンスターが咆哮しながらこちらに向かって来ていたので喉元まで出かけたのを止めた。
コボルトが七体にスキュラが二体、デノホーンが二体か……。雑魚。
「まさか、スキュラ!?」
ニイナがあせった口調で言う。
「戦った事ねぇのか?」
「あるわけないでしょ。伝説上のモンスターじゃない」
はは~、そうだったそうだった!たしかに、コボルトやデノホーンならともかくスキュラは神話上の敵だわ。
コボルトとは亜人種である。見た目が醜悪な背の低い人間と思ってもらえばいい。
人ほど器用な知恵は働かないが、知性がないわけではなく、武器を使ったり仲間との連携があったりとなかなか厄介なモンスター。
デノホーンは一角獣の一つで、人の倍はある体に象のような角質化した灰の皮膚で覆われている。
まあ犀と言えば犀なのだが、人――つまり俺達に向けられている眼差しには殺意がこもっていたりする。
残りのスキュラ。スキュラは太古の昔から存在しているモンスターだ。数は少ないし、こーゆー人の踏み入れない瘴氣に満ちた場所にたまにいる。
スキュラの容姿は上半身は人間を模していて、下半身はぶくぶくに膨れあがった赤い肉塊である。
大きさは人間より少し高いくらい。肉塊からは木の根に似た肉の足がタコのように生えている。
上半身の人間は人を襲って皮を剥ぎ、それを被っているなんとも悪趣味なモンスター。
そう、とても気色が悪いということだ。
「初めて見た……」
誰ともなくニイナが小さくつぶやいた。
「人畜無害ってわけじゃねぇけど、こーゆー気味悪いとこにしか生息してないしな。見た事あるやつは少ないんじゃないかな?ちなみにスキュラの強さは中の下だから」