素直にカエル3 ~先生と卒業式~
波打際から2人の楽しそうな(叫び?)声が聞こえてくる
「あ~あんなに中まで入って大丈夫かなぁ?」
「きっとびしょびしょですよね…」
帰りに風邪でも引かなきゃいいけど…
私と福井先生ははしゃぎ合う2人を見ながら、砂の山を積み上げていた
「さて…こんなもんかな?」
福井先生は砂を50cmほど盛り上げ、満足げに立ち上がる
「こんなに大きいの大丈夫ですか?」
「な~に言ってるんだ吉岡さん。これは土台だよ?」
…一瞬私は自分の耳を疑った
「…じ、冗談ですよね?」
「僕はいつでも本気ですよ~」
…そ、そんな
これでも充分造れるよ!!!
「さ~第二段階に入るよ~」
陽気な福井先生の声とは裏腹に私は深い深いため息をついたなだった