君の全てを教えて。




優斗が独り暮らしを
するとき、



やっぱりうちの親は
反対した。



それでも優斗は



『これ以上迷惑を
かけられない。』



そう言って引かなかった。



それでも心配で・・




優斗はうちとすごく
近い場所に引っ越す
ことになった。



何かあったらすぐ
うちに来るように。



俺の親と約束をしていた。









夜7時ごろ。



偶然、部屋から外を
見ていると





さっきまで着いていた
優斗の部屋の電気が
消えていた。




そしてすぐ下の道路に
優斗が見えた。





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