キミが居た病院
ベッドに座り、母親と友達からのメールを見ている時、例のごとく聞きなれた足跡が聴こえてきた。
いつもなら忙しなく聞こえるのだが今日はどうやら違うらしい。
きっと昨日のデートで良い事でもあったのだろう。
そしてやはり気を遣っているのか、そうっと扉を開けてくる。
「おっ! 起きてたのね~」
やはり、美沙だった。
「おはよー! ねぇ、昨日って誰か見回りに来た?」
体温計を優香に渡しながら不思議そうな顔をしている。
「え~? 見回りは必ずするから来てたはず。どうかしたの?」
「よ、っと。んー、その時私起きてたか聞きたくて」