君と一緒に♪
「明音……、明音はさ、俺のことどう思う?俺のこと……嫌い?」
「嫌いなわけないじゃん……嫌いだったらこんなに泣いたりなんかしてないよ……ッ」
気がつくと遥があたしを抱きしめていた。
「俺さ、明音が亮太と付き合ってると思ってずっといじけてただけなんだ。心配掛けてごめんな……。」
「じゃ、じゃぁ、お花見の時言ってくれればよかったじゃん」
「あの時亮太と来てたんじゃねーの?」
「えっ?女子のいつメンで来てたよ?」
「実はさ俺、亮太に会ったんだ。そしたらさアイツ超にやけてて。」
「うん」
「明音は向こうの広場だぞ♪っていうから走っていったらホントにいたんだ」
「それで?」
「亮太が明音の場所知ってたからなんとなく一緒に来たのかと……」
「ははっそーだったんだー」