amoroso





『キーンコーン カーンコーン』


と 授業が終わるチャイムが響く。


「…授業終わっちゃいましたね。」


「…あぁ。」


と 男は足元にある鞄は手に取る。


「帰るんですか?」

と 香音は声をかえる。

「あぁ。」

と 言ってドアに向かう。


「あの…また来てもいいですか?」

と 香音が言うと


「別にここは俺だけの部屋じゃないから」


と 言って出ていた。










もっと 一緒にいたい


もっと あなたの事知りたい


なんて 思ったから


私は それから


この音楽室に通うようになった



< 19 / 54 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop