amoroso
『キーンコーン カーンコーン』
と 授業が終わるチャイムが響く。
「…授業終わっちゃいましたね。」
「…あぁ。」
と 男は足元にある鞄は手に取る。
「帰るんですか?」
と 香音は声をかえる。
「あぁ。」
と 言ってドアに向かう。
「あの…また来てもいいですか?」
と 香音が言うと
「別にここは俺だけの部屋じゃないから」
と 言って出ていた。
もっと 一緒にいたい
もっと あなたの事知りたい
なんて 思ったから
私は それから
この音楽室に通うようになった