amoroso
「なんか言いました?」
「別に。
…お前も帰るなら俺も帰ろうかな。」
「まだ2限ですよ。」
「今さら授業受ける気にもならねえし。」
と 響は鞄を持ち歩き始める。
「先輩、待って下さい。」
と 追いかける香音。
「俺…バイクだから。」
と 駐輪場に向かう響。
「先輩、バイクで来てるんですか?」
「たまにな。だるい時はバイクで来る。…じゃあな。」
と 歩く響に
「今度後ろに乗せて下さい。」
と 香音は言った。
「気が向いたらな。」