amoroso



旧音楽室に響き渡るピアノの音


『♪~♪』




あっ またこの曲…


先輩よくこの曲を弾いているけど


なんて曲なんだろう…



と 香音は気になって


響がピアノを弾き終わると


「先輩この曲ってなんて曲なんですか?」


と 聞いた。



「…知らない。」


「えっ?」


「曲名は知らない。…母がよく弾いていた曲だ。」


「思い出の曲なんですね?」


「どうだろう…。母は父からもらった曲っていつも弾いていたけど。」


「素敵。好きな人に曲をプレゼントするなんて。」


と 香音は言うが


「どうだろうな…。」

と 響は皮肉めいた笑みをした。


「いや、そんな事されたら絶対に幸せです。」


< 54 / 54 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop