Last Days
「あっ駿くん!!」


待ち合わせをしていたバス停についた。


「おっそいなぁ結花。めっちゃ待ったし」


駿くんが頬を膨らませて言う。


「ご、ごめんってばぁ!!」


「はいはい。しょーがないから許したるわ」


そう言って私の頭の上にポンッと手をおき、微笑んだ。



きゅんっ



たとえていうならこんな効果音。


あの優しい微笑みが何よりも好きなんだ。


「さ、行くで。日帰りやねんから急がなな」


「うん、そやな♪」



こうして、私たちの楽しい楽しい一日が始まった。



…はずだった。




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