真夜中の流れ星
正直一人になりたくなかった。
誰かに一緒にいてもらいたかっだ。
でないと平然を保てない。
泣きだして、取り乱して、心が空っぽになってしまいそうなそんな予感がしたから。
現に今だって鋭利なもので心臓を掻き毟られている感触があるのだ。
『助けて』と叫びたいのに鋭利なものは喉までも襲う。
けれど、加藤くんは関係ない。
私の話を聞いてもらう理由もましてや何をしでかすかわからない今の私の傍になんていてもらうなんてー…。
嫌だ、嫌だ。
こんな弱い自分…っ
しばらくしても加藤君は帰らなかった。
むしろ私に近づいてきて…汗が背中を伝った。