真夜中の流れ星
玄関で林君と向き合う。
さっきと変わったことといえば、2人の距離が縮まったことと加藤君がいなくなったということだけだ。
「…加藤と、どんな関係なの?」
長い沈黙のあと口を開いたのは林君で、いきなりのその質問に私は当然驚いた。
だって、どうしてそんなこと?
頭に?を浮かべながら私は答える。
「友達…だよ?」
答えてからふと思った。
友達、と呼んでいいのだろうか。
クラスは同じだけど、今日初めて話したといっても過言ではないのに。
ずうずうしかっただろうか。
こうなったらっもう消極的なことしか頭に回らない。
自問自答をしている私から、林君はどうしてか腕で顔を隠しながら顔を背けた。
「ごめん、変なこと聞いて。」
腕を下ろし、再び私と向き合う格好になった林君。
その目は真剣そのもので、私の胸は高鳴った。
そして次に発せられた言葉に、私はただ驚くしか出来なかった。