陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
「なん…」

あの旗の家紋には見覚えがあった。

「明智殿!?」

私が口を開くより先に、蘭丸が叫んだ。
その言葉に、あの旗に印された桔梗紋は、やはり光秀こものだったと確信し、しかし、なぜ光秀が、と、驚きと戸惑いが襲った。


なんで?なんで??
だってあんなに…


信長に心酔しきっていた。


本能寺の変にしたって、知ってる上で、ありえないって一蹴した。


だからこそ、私が信長を倒さないとって決心した。


なのになんで!?


静かに近づくそれらを、幸姫は呆然と見つめていた。






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