あの音をもう1度


バルトニアさんはテキパキと本棚から3冊の楽譜を取り出した。





「あ、ありがとうございます」


そのうちの1冊を手にとって見た。




わぁ~!素敵な曲。


今まで知らなかった曲。


しかもイメージにぴったり。




他の2冊も全然雰囲気は違うものの今回には、合っている。




それにしても…





「どうしてピアノの楽譜を持ってるんですか?」



バルトニアさんはバイオリンニストなのに…






「ああ。僕は仮にも音楽家。
オケを組むこともあるし、ある程度の楽譜は目を通すようにしているのさ。

まぁ、趣味っていうのもあるんだけどね!」


< 172 / 255 >

この作品をシェア

pagetop