赤い糸は意外な所に・・・

もう一度外へ

その日から葉は涼を無視するようになった。

(何か、怒らせるようなことしたかな・・・?)

「涼、ちょっといいか?」

「何、兄さん?・・・!!」

「?」

(あ、お葉さん!やっぱり怒っている・・・!!もしかして私と兄さんの仲を疑っているんじゃ・・・。
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