赤い糸は意外な所に・・・
(もうこれで七日目・・・なんだか疲れたな・・・どうしよう・・・。)

「どうした、涼?」

「あ、兄さん・・・何でもないよ・・・。」

「何だかやつれてないか?」

そういって晴之進は涼の頬に手を添えた。

「あ、ほんとに大・・・そんなに顔近付けないで・・・。」

「・・・」

「兄さん?」
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