田舎姫と都会王子
「……も……き。」


「えっ?」


「私も庵が好きだ。ずっと好きだった。」


私がそう言うと庵はいきなり抱きしめてきた。


「庵!」


「しばらくこの格好でいさせて。俺今見せたくない顔してるから。」


庵は腕に力を込め私をギュッと抱きしめた。


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