田舎姫と都会王子
「要!」


「下着透けてるから着とけ。」


「でも………」


「他の奴に小梅のこんな姿見せたくねえんだよ。わかったな?」


俺がそう言うと小梅は頷きそのまま下を向いてしまった。


「小梅?」


具合が悪いのかと顔を覗き込むが顔を赤くしているだけだ。


(もしやこいつ…俺が上着てねえから照れてるのか?)


小梅の顔をジッと見ていると小梅は俺の方をチラッと見てまた顔を赤くし俯いてしまった。


「まったく可愛い奴だな。」


「かわっ………わっ!」


お姫様抱っこをすると小梅は驚いたのか俺の首に手を回しギュッと抱きついてきた。
< 280 / 286 >

この作品をシェア

pagetop