【続】イニシャルはKK
マンションに着くと
木ノ元くんをヒョイと担ぐ響吾。
え…意外と力があるんだ。

そんな事に感心しながら部屋へ向かう。

「お前、さっさとカギ出せよ?」

「は、はいっ!」

完全にお怒りモードだよね。
お仕置きされそうで怖い…。

響吾にもらった合鍵を出して
ドアを開ける。

部屋に入ると
響吾は木ノ元くんをソファに落とした。
降ろす、ではなく落とす、そんな感じ。

「こんなチビ、床でも十分だけどな」
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