恋愛感情

戻せない・・あの時間

「ちょっとまってまみ!!話を聞いて!!」
「ぁ!?なんだよ!!」

あ・・・。
真美は・・・私と仲良くしていたころのように・・・
可愛くて・・・ぶり×02してた頃の真美とは違った・・・
怖くて・・・
闇に包まれているような感覚だった・・・。

「ぁ・・・ぁの・・・。その・・・。」
「んだよ!!早くいえや!!」
ビクッッッ・・・。
「ぁの・・・。ごめんなさい・・・。ぁの。もしかして私たち・・・もう友達でいられ・・・」
「ぁ!?友達!?んなわけなねーだろよー!!あんたが涼君と2人でいた時点でうちらはもう友達じゃねーんだよ!!わかったかよ!!」
「・・・ご・・ごめんなさい・・・。」
どうしよう・・・。
このままじゃ・・・私・・・。
ハぶられる・・・

「ぁの!!私・・・まだ真美たちと友達でいたいの!!」
「はぁ!?何調子いいこと言ってんの!?うざいんだけど・・・」
「あの!!何でもするから!!だから、まだ友達でいさせて!!お願い!!」
「ぁ・・・!?」

それから真美は少し黙っていた・・・。
私はその時・・・
もう駄目かもしれない・・・。
そんなことを思っていた・・・。

私がこの時1番大切だったのは・・・
壊れてしまった2人のつながりを戻すことでも・・・
涼君と仲良くなろうとしていたことよりも・・・

何でもなく・・・
真美たちにはぶられないように・・・
ただそれだけだった。

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