BABY×DOLL
【いつか結婚しよう】
そう彼は言った。
あの東京タワーで。
そう言ってあたしを抱きしめた。
あたしを愛してると言って
あたしにキスをして
あたしを抱いた…
そして、それは【本心】だったと言った。
なのにどうして…
こんな事になったの?
こんな事を言って、もし彼があたしのものになったとしても…
満足なんかできない。
そんなのわかってる…
『ゴメン。それはもう無理なんだ…わかるだろ?』
「だって…愛してなくても子供が出来れば結婚するんでしょ!?だったら愛していて子供が出来たあたしの方が…結婚できるわよね?」
『ま…さか…』
「あたし…あたしだって虎の子を妊娠してるのよ…!」
どうすれば気が済むかなんて考えられない。なんて言えば解決するのかもわからなくて
支離滅裂な事を言っていた。
結婚なんて出来るワケない…わかってるのにわかりたくなかった。
まだ夢見てるみたいだ。
まだ、いつか夢は醒めると思いたいんだ。
多分、まだ好き。
頭で理解できてないから、まだ愛してる。
──だけど
【サヨナラ】を言わなきゃならないの?
『本当にすまない…セリカ、子供は堕ろしてくれ…』
そう彼は言った。
あの東京タワーで。
そう言ってあたしを抱きしめた。
あたしを愛してると言って
あたしにキスをして
あたしを抱いた…
そして、それは【本心】だったと言った。
なのにどうして…
こんな事になったの?
こんな事を言って、もし彼があたしのものになったとしても…
満足なんかできない。
そんなのわかってる…
『ゴメン。それはもう無理なんだ…わかるだろ?』
「だって…愛してなくても子供が出来れば結婚するんでしょ!?だったら愛していて子供が出来たあたしの方が…結婚できるわよね?」
『ま…さか…』
「あたし…あたしだって虎の子を妊娠してるのよ…!」
どうすれば気が済むかなんて考えられない。なんて言えば解決するのかもわからなくて
支離滅裂な事を言っていた。
結婚なんて出来るワケない…わかってるのにわかりたくなかった。
まだ夢見てるみたいだ。
まだ、いつか夢は醒めると思いたいんだ。
多分、まだ好き。
頭で理解できてないから、まだ愛してる。
──だけど
【サヨナラ】を言わなきゃならないの?
『本当にすまない…セリカ、子供は堕ろしてくれ…』