最後の涙

助けを求めるために百合と純くんに視線を移すと


「じゅんじゅん行こうか」

「せやな、もう3時過ぎたし」


と言いながらカウンターへ行ってしまった


「えっ!!ちょっとぉ…草太っ!!あたしらも行くで!?」

「行くん?まだ早ない?」

「もう3時過ぎとるってぇ」

「まじかー!!ほんなら行くでー」


あたしと草太も2人に遅れてカウンターへ行った。
あたし達がチェックインをすませた時にはもう、百合と純くんの姿はなかった。


「えー!?2人行ってもーたん!?」

「みたいやなぁー」


鍵をもらい、部屋を確認し、エレベーターに乗る


「なぁー!!さえき」

「なに?」

「部屋の番号何番やっけ?」

「さっき見たばっかやん 笑「818」やで」

「おぉー!!やっぱり!!俺の生まれた時間なんやでー」

「81時8分?笑」

「違うわっ!!馬鹿!!なんぼアホやねん、お前」

「ウソやってぇ…笑」


そんなくだらない話をしていたらエレベータが8階についた。
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