導花線の花種
(続き)
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円士郎と二人っきりで町に出かけてデート状態で、留玖はドキドキしまくりのパニック寸前に
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反物屋で着物の生地を選ぶ時、円士郎は留玖に生地を合わせてみろと言い、留玖は六花の着物なのに…と言いつつも生地を色々合わせてみて、円士郎が「似合う」と言った生地を購入
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帰り道で小間物屋に寄り、円士郎が留玖にかんざしを買ってあげる(←そう!ホントはここに入る予定だったのです)
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円士郎は留玖に告白の返事を期待するが、留玖は何も返せない
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数日後、再び六花に呼ばれて留玖が六花のところに行くと、六花は仕上がった着物を留玖に着てほしいと言う
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六花は留玖には内緒で、いつも男の格好ばかりしている留玖のために女物の着物を仕立ててくれていた。そのために、円士郎には一緒に反物屋に行って留玖に似合う生地を選ぶように頼んでいたことが判明
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六花から「気晴らしに女の格好をして花見に行ってきては?」と言われ、着物を着て髪を結ってもらった留玖は、円士郎からもらったかんざしを使いたくて持ってくる
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六花に「それは?」と尋ねられて、留玖は「お慕いしている方からいただいた物」と答える
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着付けが終わったところで様子を見に円士郎が現れ、留玖の頭を見て「俺がやったかんざし、使ってるな」と嬉しそうに言う
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それを聞いた六花は円士郎に「そのかんざしは円士郎が買ってあげたものなのか」とコソっと尋ねて、円士郎は「そうだが」「どうも脈がないらしい」とこぼす
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六花は留玖の言葉を思い出し「脈がないわけではなさそう」と笑いながら円士郎に告げて、何のことかわからない円士郎はキョトンとする

→次頁へ続く
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