禁煙する倭ノ宮桔梗と泣き出さない〝たたりもっけ〟
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「ただいま、戻りました」
「おう、おかえり。……ところで、辻井さんには会うたかの?」
「弥栄子さまに? ……いいえ、お会いしておりませんが」
「うむ。まあ、だろうの。向かった先が違う」
「さようで。……あるじさま」
「んむ?」
「あのおのこ、そろそろ限界かもしれませぬ」
「そうか。……菓子は」
「受け取らずじまいにございます。今日など、わたくしの声に耳も傾けず」
「なるほどのぅ。祟りは、起こりそうかね」
「今まではうまくいっておりましたが……今度ばかりは」
「ふむ。……香蘭や」
「はい」
「辻井さんを、守ってやっとくれ」
「承知いたしました」
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「ただいま、戻りました」
「おう、おかえり。……ところで、辻井さんには会うたかの?」
「弥栄子さまに? ……いいえ、お会いしておりませんが」
「うむ。まあ、だろうの。向かった先が違う」
「さようで。……あるじさま」
「んむ?」
「あのおのこ、そろそろ限界かもしれませぬ」
「そうか。……菓子は」
「受け取らずじまいにございます。今日など、わたくしの声に耳も傾けず」
「なるほどのぅ。祟りは、起こりそうかね」
「今まではうまくいっておりましたが……今度ばかりは」
「ふむ。……香蘭や」
「はい」
「辻井さんを、守ってやっとくれ」
「承知いたしました」
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