DEAREST...
友達
あたし、理都(リツ)。
いつも家から30分の女子校に通いながら
近くのデパートでバイトする日々。


「りっちゃんおはよー」
「みく、あさちゃん、れいちゃん、おはよっ」


学校で友達に会うと
また1日が始まったんだなぁって思う。


授業は嫌いだけど
友達と会えることだけを考えて毎日登校してる。


学校内でいつも一緒にいる友達、
未久(ミク)、朝希(アサキ)
玲(レイ)とは

放課後も教室で喋ったり
バイト休みの日は
2人、3人、4人で出かけたりする仲だった。


皆バイト先が違うから
バイトでの愚痴や不満も
多少言い合う。

もちろん学校でのことも家でのことも…。

だけどあたしは心の奥にしまい込んだ思いは
何1つ話せない。

友達を信用していないわけじゃないの。

あたしの話を聞いて去って行かれるのが怖かったの。

でもそれって
友達を…
信用していないってことなのかな………
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