学園騎士
それから二人の言い争いが始まった。でも哀さんも智ちゃんも特に止めようとしない。慣れているからなのか。
だが慣れていない夢は焦る。やっぱり止めようと思った時、その人は突然入って来た。
「うるさいぞ!外まで聞こえたぞ!」
「あ…」
今朝の人。暁 伊織さん…。
伊織さんは頭を掻きながら、カウンターにいる夢に近付いて来る。
「たく、働けよな。哀、コーヒー頼む」
夢の隣に座る伊織さんに、思いきって声をかけてみた。何か気付いてくれそうになかったから。
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