ACcess -弥猛-
私はしゃがんで彼女と同じ高さになる。
「私、分かってるから。」
「…アナタ、誰?失礼じゃないの?」
先程よりも声が少し大きくなった。
「どうして?私は何も失礼な事してないと思うけど。」
「アナタ、何が言いたいの?」
アバターは動きはしないが、声からして画面の向こうの彼女は怒っているのだろう。
私は彼女にメールをした。
「…何よ。いきなりパーティだなんて!失礼にも程があるんじゃない!?」
「ねぇ、貴方話したくないんでしょ?
パーティになれば、他のアバターにバレる事なんてないわ。」
そう提案してみる。
それに、どんなアバターか見てみたかった。
パーティになれば、相手のレベルやHPなどもっと細かいステータスの所まで見れるから。
「…。」
彼女は無言でパーティ編成を承諾してくれた。
先程よりも幾分か機嫌が悪い様子で私に尋ねてきた。
「で、何?」
「初対面なのに失礼じゃない?」
「そっちでしょ?」
私は人と上手く付き合える方ではない。
きっとそれはこの戦士も同じなのだろう。
「まだ私は何も言ってない。
何か後ろめたい事があるから、パーティを承諾したんでしょ?」
大人げない。
けど、その通り。
まだ私は肝心な事を聞いていない。
「私、分かってるから。」
「…アナタ、誰?失礼じゃないの?」
先程よりも声が少し大きくなった。
「どうして?私は何も失礼な事してないと思うけど。」
「アナタ、何が言いたいの?」
アバターは動きはしないが、声からして画面の向こうの彼女は怒っているのだろう。
私は彼女にメールをした。
「…何よ。いきなりパーティだなんて!失礼にも程があるんじゃない!?」
「ねぇ、貴方話したくないんでしょ?
パーティになれば、他のアバターにバレる事なんてないわ。」
そう提案してみる。
それに、どんなアバターか見てみたかった。
パーティになれば、相手のレベルやHPなどもっと細かいステータスの所まで見れるから。
「…。」
彼女は無言でパーティ編成を承諾してくれた。
先程よりも幾分か機嫌が悪い様子で私に尋ねてきた。
「で、何?」
「初対面なのに失礼じゃない?」
「そっちでしょ?」
私は人と上手く付き合える方ではない。
きっとそれはこの戦士も同じなのだろう。
「まだ私は何も言ってない。
何か後ろめたい事があるから、パーティを承諾したんでしょ?」
大人げない。
けど、その通り。
まだ私は肝心な事を聞いていない。