ペットだなんて、言わないで



 ――そして俺たちは若者達から圧倒的な支持を得ている、有名なデパートへとやってきた。


 きっとハルも気に入るだろうと思い、ここにしたのだ。


 目を離すとどこかに行ってしまいそうだから、手を繋いで中へと入る。


「デート? デート?」

「そうそう。だからちょっと大人しくしないとダメだよ」

「はーい」


 嬉しそうに返事をし、ぎゅっと手を握ってくる。


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