BLUE〜よりくんと優子の物語〜


これがヤクザの仕来たりなのか。


今までよりくんは、

あたしを組関係の人にいっさい会わせなかったから、

今になって初めて実感した。



「兄貴、組を抜けはるんですよね。

聞きました。

姐さんと子供のためにカタギになるなんて、

男として立派です。

さみしいですが、応援します。」



ケンタくんは真っすぐあたしを見つめて言った。



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