可愛い熊さん
 

家に帰ってもあの人の顔を思い出す。

「熊さん…熊さん」


私は"熊さん"と呟きながらいつのまにか眠っていた。


次の日、昨日あったことをすべて椎花に話した。

「あきぽんもついに恋か!」

急に変なことを言ってくる椎花。

「は?意味分かんないし。」

「だーかーらね?、あっき、それはね?一目惚れって言うんだよ?"熊さん"のことしか頭に無いんでしょ?私応援するよー。」

「は?は?ぜ、絶対有り得ない!私が…こ、いなんて」

"恋"の単語を使った時なぜか思い出したのは熊さんの顔。

「あっき素直になりなよ〜」





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