可愛い熊さん
 

「は?…え?その、あの、とくに意味はございません。助けてくれてありがとうございました!」


「………ぷ」

男の人はお腹を抱えて笑いだした。


「え?…」

何かみたことあるこの笑顔。
ゔ〜ん…


「ぷぷ、…じゃあまたな」

と言って私の頭を撫で、去って行った。



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