真実の奥に。
嘘だ。


これは現実なんかじゃない。
信じない。




「おい。」

呆然と立ち尽くすあたしに、彼が歩み寄って話しかけてたとしても、
これが現実だなんて認めない





こんなに好きなのに・・・。








好き・・・?本当に?



いつから私はこの人を好きになったんだろう



さっき彼とキスをした女を見た


向こうもこちらを見ていて、

私と目が合うと意地悪な笑みを浮かべた





でも、・・・・・







「お前に俺を責める権利なんてねぇぞ」




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