リアル -夏-
小さな漁村ではうわさが回るのは早い。みんな目に涙を浮かべている。ひとまわり見て気づいた。この騒ぎの元凶となっているアイツ!!アイツがいない!!!!!
『おい、女見なかった!?』
俺は周りのやつに問うた。
『あんたを助けてくださった彼女ならフロアにいるよ』
答えたのは幼馴染のコウ。一応、女だ。
てか、え。よくきこえなっかたけど助けてくださった?って言った?助けたのまちがいではなくて?バッチーン!!再び殴られた俺の頬、じんじんと痛みが広がる。
『なにぶつぶつ言ってんのよ!!あんた彼女がいなかったら死んでたんだからね!!』
なんで、こんな展開?←②回目
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