瑠璃色の華
「いや。コイツの妹達がいるからコイツが一番若いわけでもないぞ。」

土方の言葉に3人が食らいつく。

「「「妹っ!?」」」

クスクスと笑いながら蓮が答える。

「はい。下に2人。次で20になる妹が山崎様のところに。次で18になる妹が沖田様のところにお世話になっております。」

見たいっ!!と3人が声を揃えて言った。

「やかましいっ!!夕餉のときにきちんと紹介すっから安心しろっ!!」

土方が怒鳴るとわぁーいと3人は喜び始めた。

「たく。夕餉まで大人しく稽古でもしてろっ!!」

土方の言葉にえぇーとブーイングが起こる。

「まぁ。残念ですわね。妹達も私も強い殿方が好きなのに…。」

正に鶴の一声。

「「「稽古してきますっ!!」」」

と3人は凄い勢いで道場の方へ向かって行った。

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