flower~ミルクティー another story~
ぐすっ、と鼻を啜る陽鞠。

「…何も出来ないのが悔しい。
側で様子見てちゃいけないのなんて、
そんなのおかしいよ。」

「…陽鞠さん。」

「私はもう一秒も
無駄にしたくないのに…。
好きな人の側にいたい、
そう思う事はいけない事なの!?」

「…陽鞠さんは間違ってないと思う。
愛する人に会えないのは
俺だって辛い。」
< 141 / 154 >

この作品をシェア

pagetop