ちぇりー ~小さな恋~
千和「じゃぁうちは1組から。あったら言ってね。」



安純「OK。また後で。」



あたしらは、1月と3月生まれ。



だから後ろから見ていった方が早い。
鼓動がだんだん速くなるのを感じる。



―ドクンドクン―



ない。ない。ない。ない。ない!!なかった。



安純「あったー??」



千和に聞いてみた。



千和「なーい。そっちはぁ?」



安純「ないよー!!」


ほっ。安心した。じょじょに見ていくと、3組と4組が残った。



千和「ラスト2だよ。どっちかだね。」



飛鳥「うん。行くよぉ。」



本波千和。千和。千和。千和。...
冠地谷安純。安純。安純。安純。...



次の瞬間2人は口を大きく開けた。



安純「!!!!」


千和「っ!!!」


安純「やったー!!」



千和「またよろしくね。安純。」


安純「もち!隣ダレだろうぅ?」


千和「うちは、鈴木 孝だって。」


安純「うちは。。。」


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